そんな想いで人形をつくりはじめて十数年もの歳月がすぎました。
指先に願いをこめて紙ねん土に魔法をかける。
すると、小さな動物たちが、お姫様が、おとぎ話の主人公が、
独りでに表情を作って躍りだす・・・。
私にとって人形づくりは、何もかも忘れて、
夢中になれるかけがえのない楽しいひとときです。
人目につかない小さな花にでも、その花に似合う鉢があるもの。
さまざまな花の色がときを彩どり、人の心を彩どる。
そんなふうにささやかな想いをつなげていって、日本一小さいけれど
夢いっぱいのテーマパーク、ファンタジーワールドを完成させたいー。
私のつくる人形たちが皆さまの心に、少しでもほのぼのとした
やすらぎとぬくもりを与えることができますならば幸せです。
福崎礼子プロフィール | |
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1957年 | 十日町市に生まれる |
1985年 | 紙ねんど人形を創りはじめる |
1987年 | よしざわウィンドーギャラリーにて作品発表開始 |
1993年 | 十日町市クロス10にて第1回個展開催 |
1994年~1995年 | 「にいがたJA共済」の表紙に毎月作品を掲載 |
1996年 | 十日町市クロス10にて第2回個展開催 |
1998年 | 十日町文化賞授賞 |
2001年 | 「おとぎの国美術館」OPEN |